International food

トロントで味わう各国料理

世界屈指の多文化都市で生活することの一番の醍醐味の一つが、美味しくて種類豊富な料理を体験できることです。イタリア料理、メキシコ料理、中華料理、エチオピア料理、…トロントでは、あなたの気分にぴったりのレストランが必ず見つかります。

欧州料理

毎年8月、トロントの住民が楽しみにしているのが、テイスト・オブ・ザ・ダンフォース・フェスティバル Taste of the Danforth です。幸い、ギリシア料理を食べるためにお祭りにタイミングを合わせなくても大丈夫です。ギリシア人街のあるダンフォースは、長年、本場ギリシア料理を賞味できる場所として知られた地区です。新鮮なヤギのチーズのサラダやサガナキ (saganaki / チーズの焼き料理)、ムサカ (moussaka / グラタン風料理) を通り沿いのパティオで頬張ってみてはいかがでしょう。ダウンタウンの中心部に留まっていたいなら、フィナンシャル・ディストリクトにある「エスティアトリオ・ボロス Estiatorio Volos」です。伝統的なギリシア料理専門店で、カナダ産の素材を使った料理が楽しめます。

Spanish mealパスタ、ピザ、ピノ グリージョの気分なら、トロントのイタリアン レストランから選び抜いたお店を紹介します。エークリッド・アベニュー Euclid Avenue とショー・ストリート Shaw Street の間にあるカレッジ ストリート ウェスト College Street West 沿いの、リトルイタリー Little Italy には、イタリア風のカフェ、レストランと、トラットリアが集まっています。ダウンタウンには高級イタリアンレストランが多く、エンターテインメント・ディストリクトにある「ラ フェニーチェ La Fenice」や、アクセスの良いユニオン駅近くにある「アリア・リストランテ Aria Ristorante」などがおすすめです。
ファッショナブルなブロア・ヨークビルにある「ラ・ソシエテル La Société」などは、典型的なビストロチックなお店です。天井のステンドグラスの照明と、2か所にあるヨーロッパスタイルのテラスが特徴的です。ダウンタウンから少し移動してもよければ、モダンなフレンチのビストロ料理のお店もおすすめです。ダークな色調のバー席でゆっくり贅沢に過ごすのも粋かもしれません。
スペインのタパスはいかがですか?「パトリア Patria」では、風味豊かなスペイン料理を味わうことができます。エンパナーダ empanadas やクロケット croquetas を、美味しいカクテルやデザートといっしょにどうぞ。このほか、試す価値あるのが、「タパ・アット・エンブルージョ Tapas d’Embrujo 」です。充実したスペイン料理メニューとワインリストが揃うほか、フラメンコショーも鑑賞できます。

南北アメリカ地域の料理

カナダにカナダ料理なんて、ないと思っていませんか?「バノック Bannock」に行けば、カナダの伝統的な食事が楽しめます。カナダの地理的・文化的な多様性がよく現れた、素朴な味わいのメニューが揃っています。このメニューは「カヌー Canoe」と同じく、エグゼクティブシェフのジョン・ホーン氏がカナダの地理的な特性にインスパイアされて創り出したもので、Pan Seared Québec Foie Gras (ケベック産フォアグラのソテー) や、アルバータ産ラム肉などを賞味できます。料理の美味しさに、TDタワー54階からの眺望が加われば、ほかに並ぶものはないというくらい。

ケイジャン料理がどうしても食べたい?ニューオーリンズの町並み、音、そして味が体験できる、「サウザン・アクセント・レストラン Southern Accent」へ是非どうぞ。店内はまるで、いつもお祭りのようです!

ナチョ、タコス、ブリトーを頬張り、キーンと冷えたマルガリータをぐいっと飲み干す。メキシコ料理はこんな風に楽しみましょう。「ラ・カルニタ La Carnita」は、元々移動販売から始まったお店で、現在はクイーン・ストリート・イースト Queen Street East を含む3か所に店舗を構えていますが、以前と変わらない人気店です (極上のタコスは、並んでも食べる価値あり)。もっと洗練された雰囲気をお好みであればおすすめしたいのが、ディスティラリー地区にある「エル・カトリン El Catrin」、もしくはキング・ストリート King Street 沿いにある「ロス・コリブリスLos Colibris」がよいでしょう。高級感漂う店内で、伝統的なメキシコ料理が味わえます。

メキシコの南に続く大陸にも、その土地の文化が鮮やかに現れた数々の料理があります。南アメリカの料理は、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、そして地域に古くからある食習慣が、ミックスしています。本格的なブラジルのロディッツイオ (Rodizio / 肉料理) を味わうには、「コパカバーナ Copacabana」です。店内にたっぷり並ぶお肉から選んだ好きなお肉を選んで、目の前でカットしてもらえます。そして、セント・クレア・アベニュー・ウェスト St. Clair Avenue West 沿いの「エル・フォゴン El Fogón」では、本格ペルー料理の肉と野菜の炒め料理、ロモ サルタード Lomo Saltado と、紫トウモロコシとスパイスの飲料、チチャモラーダ chicha morada を試してみてください。

アジアの味

東アジアから南アジアにも、バラエティ豊かで美味しい料理がたくさんあります。餃子、炒飯、焼き肉、居酒屋系のメニューから、チキンバターカレー、ビリヤニその他、その多彩さはエンドレス。

スパダイナ・アベニュー Spadina Avenue 沿いのチャイナタウン (トロント最大級のチャイナタウン) にある「ローズウッド・チャイニーズ・キュイジーヌ Rosewood Chinese Cuisine」では、広東風の海鮮料理や飲茶が楽しめます。食事の後は、本場中国風のお店や市場を巡り、タピオカドリンクで一休みがおすすめです。食事と景色を一緒に満喫したいなら、オンタリオ湖近くの「パール・ハーバーフロント・チャイニーズ・キュイジーヌ Pearl Harbourfront Chinese Cuisine」です。湖を背景に、美味しい広東料理と四川料理が味わえます。

日本料理は、寿司だけではありません。「ベニハナ・ジャパニーズ・ステーキハウス Benihana Japanese Steakhouse」(『WHERE』誌で “Most Memorable Meal”(最も思い出に残る食事) 賞を2年連続受賞しています) では、テーブルのすぐそばの鉄板で料理人が腕をふるう様子を、間近に見ることができます。大勢で酒を酌み交わしながら、ビールも、おつまみも楽しみたいなら、「キ・モダン・ジャパニーズ + バー ki modern japanese + bar」へお出かけください。

やっぱりカレーがいいですか?インド料理レストランは、ジェラード・ストリート・イースト Gerrard Street East のコックスウェル Coxwell とグリーンウッド Greenwood の間に位置する、カラフルな町並みが特徴的なリトルインドへ。ダウンタウンであれば、「309ダバ 309 dhaba」で本格的なインドの味を楽しむことができます。トロントで屈指の料理評論家から繰り返し、“divine” (神がかり的) “innovative”(革新的) と称されている、本当の味を堪能できます。

カレーはタイ風が好み (レッド、グリーン、イエローカレー) という方に間違いなくおすすめなのは、「カオ・サン・ロード Khao San Road」です。こちらも多数の賞を受賞しており、市内のタイ料理レストランのランキングでは上位に常連のレストランです。ほかには、その本格料理と上質なサービスで、タイ領事館からトロントでわずか4軒の「タイ セレクト プレミアム」として認められたうちの1軒である、「バンコク・ガーデン Bangkok Garden」が、訪れる価値あるレストランです。

アフリカの味

アフリカ料理を試すチャンスも、逃してはいけません。トロント市内では、エチオピア料理や東アフリカ料理のレストランの数が増加中で、特にウェストエンド地区に多くのレストランが集まっています。スパイシーで野菜豊富な料理が、インジェラと呼ばれる大きく平らなサワードゥブレッドの上に載せられて出てきます。ナイフやフォークは使わず、そのまま素手でインジェラをちぎって、具を載せて食べます。

市内で評判の良いエチオピア料理店なら、ドーバーコート Dovercourt とブロア Bloor にある「ナザレス Nazareth」です。店内は狭いため並ぶの必至ですが、待つだけの価値のあるお店です。メニューは驚くほど安価で、どれを選んでも間違いないですが、中でも人気なのはベジタリアン プラッターです。

食の旅を満喫

トロントの食文化の豊かさは、そこに暮らす人々の多様さと切っても切れない関係にあります。トロントにある、最高のレストランで、多彩な味の世界を体験してください。