セグウェイでトロントの街を感じる旅を体験

新しものや珍しいモノが集まるトロント。今回はちょっと珍しい「セグウェイ」という乗り物に乗って行う観光を体験してきました。

政治や経済はどちらかというと保守的ですが、トロントはカナダいちの大都市のため、個人で起業しやすい環境にあります。特に最近「エコ」が街に浸透してきて、街中でハイブリッド車やテスラ(電気自動車)を多く見かけるようになりましたし、トロント国際空港の駐車場にも充電ステーションが設置され、世界でも最軽量に属するトロント発の折りたたみ自転車が、話題の「キックスターター」で製品化にこぎつけたりと、話題に事欠きません。

airport

多民族都市のトロントは昔から、英語圏で生まれるいろいろなビジネスを他文化に持っていく時の窓口として使われてきました。グルメ、ファッション、エンタテイメントなどの分野を中心に次々とお店をオープンさせ、これが街の活気に彩りを加えています。

街に長く住んでいると歩いていて、「そういえば、この間までここにお店があったはずだけど・・・」ということも多々あるのがトロント。なかでも5年、10年続くとビジネスとして本物と認められ、投資家が入りチェーン展開など大きく発展するものもあります。

セグウェイ・オブ・オンタリオ(Segway of Ontario)体験

「セグウェイ(Segway)」はバッテリーを搭載した、電気モーター式の二輪車。開発発表が行われたのが2000年のこと。もう15年の歴史があります。次世代の都市交通を担うものとして開発/販売されただけあって、二輪にハンドルがついただけというシンプルな構造と近未来的な雰囲気の外観は異彩を放っています。そんなこともあり、現在では世界各地の観光地でこの二輪車を使った「セグウェイ・ツアー」が浸透し、道行く人々の注目を集めています。

R9257618

トロントでも10年ほど前から「Segway of Ontario」というディスティラリー地区内にオフィスのあるツアー会社が、セグウェイを使ったツアーを催行しています。
http://www.segwayofontario.com/

もともとカナダでは「ハンズ・オン(Hands-on)」という考え方があります。実地とか実践と訳される言葉ですが、現地の感覚では「五感を使って自分自身で触る体験をする」といった意味合いが大変強く感じる言葉で、観光で言うとまずは「徒歩」が最初に思い浮かびますが、徒歩よりほんの少しスピードが出るセグウェイも、五感を使ったハンズ・オンと言えそうです。

セグウェイの乗り方から教えてくれます

スイスイと進むセグウェイを他人ごととして見ると楽しそうですが、いざ自分が乗るとなると・・・と思われる方も多いでしょう。実は私もそのなかの一人。自転車は乗りますが、セグウェイは今回がうまれて初めての体験です。

R9257626

手続きをするため、オフィスの中に入ります。流れは、

R9257620
(1)まずは書類にサイン

R9257621
(2)ヘルメットを選ぶ

R9257622
(3)扱い方の講習を受ける

R9257624
(4)運転の練習をする

ざっとこんなふうに進みます。

R9257623

特に(4)では一人ずつ係りの方がつき、発進/停止/曲がり方など基本動作を親切丁寧に教えてくれるので、安心と感じます。「もし練習をして不安だったら、キャンセルしてもかまいませんよ」と言ってくれたのも、安心材料ですね。スタッフの皆さんは皆フレンドリー。多少英語が苦手でも、身振り手振りで親切に教えてくれますので、これも安心です。

ツアーが行われるディスティラリー地区は、19世紀の醸造所跡。ごらんのように石畳の平坦な場所が多く、初心者にも最適です。練習場所はオフィスの目の前。せっかく海外に来たのだから、ちょっとだけ冒険してみようかな? という気にもさせてくれます。

乗り方のコツは?

一通りの練習が終わると「それじゃあ、出発しましょう!」。日本人としては「もう少し練習したい・・・」ところですが、そこはカナダ流。ある程度慣れたら、即実践です。

R9257627

最初はゆっくり、徐々にコツがつかめてくると周りの景色も入ってくるようになります。この二輪車は、発進/停止は体重移動でコントロールするため、「お腹の位置を中心に体を動かす」ことでじょうずに動かすことができます。

乗ってみると、カンタン!

今回体験したのは、所要時間1時間の「Segway Tour」。終わってみると1時間はあっという間。最初は不安でしたが、もう少し乗ってみたいかな・・・と思うのが不思議です。

R9257629

ところどころで止まり、19世紀のトロントについての歴史解説を受けます(英語)。

R9257634

この解説、ちょっとした休憩になります。

R9257625

出発地点まで戻ってセグウェイを置きますが、ここでツアーは終わりません。

R9257640

セグウェイを降りてオシャレなディスティラリーの敷地内にある2箇所のお店を訪ねます。

R9257639

まずはチョコレートの(SOMA Chocolate)。

R9257636

手作りチョコレートは変った味のものもあり、試食後に買い求めることができます。

R9257641

最近トロントで大流行りの兆しを見せているクラフト・ビール。日本でも地ビールとして人気ですよね。ディスティラリーでは実際にクラフト・ビール工場があり、できたてのビールを飲むことができます。

R9257642

4種類のクラフトビールの試飲(Mill St. Brewery)で程よい疲れと渇いた喉を潤します。

R9257645

女性に大人気のレモンティー味のビール。爽やかで美味しいですよ。

R9257646

ビール好きに人気の「グロウワーズ」。大瓶にできたてビールが注がれていて、瓶は繰り返し使います。

R9257647

数年前までこんな可愛い瓶で売られていましたが、今はもうなくなってしまいました。

ツアーはいろいろあります

R9257655

今回特別に、1時間のセグウェイ・ツアーに続いてウォーキング・ツアーにも参加してみました。

R9257649

歩きながら古き良き時代のトロントを学ぶことができます。最近は名所を訪ねるだけでなく、その土地に住む人や歴史に関心を持つ方も増えてきました。カナダでは「ヘリテージ」と呼びますが、激しく移り変わる大都市の片隅に残る歴史に、先達たちの足取りを学び敬意を払うことも決して忘れないのが、トロントの文化的伝統です。

R9257619

この他ツアーは何種類かありますので、詳細は下記ウエブサイトを参照してください。

http://www.segwayofontario.com/#!segway-tours/c6y8