トロントの効率的な移動方法について

コンパクトなサイズのトロント。特にダウンタウン観光は、1日かけて徒歩で回ることも可能なほど。世界の多くの大都市と同様、公共交通機関を使えば効率的な観光ができます。

トロント国際空港に降り立って最初に出会う交通機関は、15分でダウンタウン・ユニオン駅に向かうUP Expressでしょう。日本からのエアカナダ直行便が到着するターミナル1から駐車場方向に進むと、空港間シャトル鉄道のホームを抜けた先にあります。ここでTTCにも使えるPRESTOカードを買っておくと、後々便利です。

トロントの公共交通機関は、TTCと呼ばれ、地下鉄・ストリートカー・バスの3種類があります。

ダウンタウンを走る地下鉄は、2系統。北側(ブロア通り)を東西に走る2番線と、南北をU字型に結ぶ1番線になります。例えば、このU字内にある代表的な観光スポットは以下の通り。

 ロイヤルオンタリオ博物館(美術館駅)
 バータ靴博物館(セントジョージ駅)
 イートンセンター(ダンダス駅)
 ハドソンベイ・デパート(クイーン駅)
 トロント市庁舎前広場(クイーン駅)
 エンタテイメント地区(セントアンドリュー駅)
 CNタワー(ユニオン駅)
 ロジャースセンター野球場(ユニオン駅)
 リプリーズ水族館(ユニオン駅)
 セントローレンス・マーケット(ユニオン駅)
 エアカナダセンター(ユニオン駅)

なお桜で有名なハイパーク公園(ハイパーク駅)はU字の外側、2番線になります。

ストリートカーは地下鉄駅からの乗り換えで、駅を出て地上の交差点の表示が停留所。地下鉄がダウンタウンを南北に繋いでいるのと対象的に、ストリートカーは東西を走ります。下記が主な観光スポットですが、どれも地下鉄駅から5分〜20分圏内と考えてよいでしょう。

 リトルイタリー(カレッジ駅乗り換え)
 AGO美術館(セントパトリック駅乗り換え)
 チャイナタウン(セントパトリック駅乗り換え)
 フェリー乗り場&ハーバーフロント地区(ユニオン駅乗り換え)
 ダイレクトエネルギーセンター(CNEなど ユニオン駅乗り換え)
 ディスティラリー地区(キング駅乗り換え)

旅行者としてトロントを訪れた場合、あまりバスに乗る機会はないかもしれません。地下鉄やストリートカーの軌道工事が行われる場合、代替として走る場合があります。乗り方はストリートカーと同様で、乗り場は地上の交差点の停留所です。

自転車ですが、ダウンタウンはポットホール(冬の間の路面凍結で穴ができる)やストリートカーの軌道などかなりデコボコが多く、普段から乗り慣れている人でも街乗りは注意が必要なレベルです。専用レーンが徐々にできつつありますので、どうしても市内を自転車で走りたい場合はそこを走ることをお勧めします。またトロントバイクツアーという自転車を使った市内観光を行なっているツアー会社があるので、それに参加するという方法もあります。

観光サイクリングを楽しみたい場合一番適しているのは、トロントアイランド島とハーバーフロント地区の専用バイクレーンです。

特にトロントアイランド内はカーフリーなので、サイクリングを安全に楽しむことができます。レンタサイクルは船着場の反対側になります。ロードバイクで走りたいという方は、ハーバーフロントの専用バイクレーンで西方向に進むとオンタリオ湖畔の美しい風景を楽しみながら走ることができます。

トロントアイランド島へは、市営フェリーが結んでいます。行き先は、アトラクションのあるセンターアイランドが有名ですが、住居地区のワーズアイランドも隠れた人気の場所。繋がっているので、

トロントから1日観光的にナイアガラへサイクリングをと考えるカナダ人は結構多く、近郊快速GO列車にバイク・トレインという自転車と一緒に乗れる特別列車が季節運行しています。日本からお気に入りの自転車を飛行機で持ち込み輪行するというダイナミックなことも、この列車を使うと簡単にできてしまいます。カナダ人に人気なのは、ナイアガラの一駅前のセントキャサリンズ駅で下車し、そこからナイアガラへ向かうルート。なかなか景色が綺麗で人気のルートです。