トロントの夏にオススメしたいレストラン・パティオ2カ所

長い冬が明けてからりとした暑さの夏がやって来ると、トロントニアンたちは街の至る場所にあるパティオで、食事やお酒を楽しみます。

日本にいるとあまり聞く事がない『パティオ』とは、スペイン語で『中庭』もしくは『裏庭』を意味し、レストランやバーなどにある屋外スペースを指します。日本でいうビアガーデンのような場所をイメージしていただくと、分かりやすいかもしれません。

仕事終わりなどに屋内で呑むお酒も良いですが、トロントの夏の明るい陽射しと湿気の少ない暑さの中、屋外で楽しめる冷たいカクテルやビールは、また一味違います。

そこで今回は、トロントの夏にオススメしたいパティオがあるレストラン2ヶ所に行ってきました。

 

【Kost / Bisha Hotel】

まず1ヶ所目のパティオは、KostBisha Hotelというダウンタウンの中心部に位置するホテル内にあるレストランです。

Kost

Kostを訪れたらぜひ見ていただきたいのは、その壮観たる眺め。ホテルの最上階・44階にレストランがあるため、トロントのシンボル、CNタワーを間近で見ることができます。ほかにも、オンタリオ湖に浮かぶ島々、トロント・アイランドも一望できるパティオに、何度来ても感動してしまいます。

Kost

また、店内はまるで南国に来ているような雰囲気で、トロントのダウンタウンの中心でリゾート気分を味わう事が出来ます。

Kost

残念ながら今回はパティオの席が予約でいっぱいだったのですが、パティオで美しい景色と夏の風を感じながら楽しむ時間は最高。
Kostはオープンスペースになっていて、どこからでも風が店内に入って来るので、室内で食事をしても十分に心地よい時間を過ごす事が出来ます。

さて、空が広がるパノラマビューを楽しむのも良いのですが、ここはやっぱり料理やドリンクも楽しみたいところ。オリジナルカクテルがたくさんあったので、対応してくれたスタッフの方のオススメを注文しました。

Kost

それがこの44 G&Tという、ジンベースにレモンジュースやトニックウォーターなどで作られたカクテル。フレッシュなローズマリーに、サンフラワーシーズや八角などの香りがアクセントになっていて、スパイシーで爽やかな味のお酒です。香りだけではなく、栄養価が高く免疫力を上げる効果があるなんていわれているスパイスが入っているので、「美容に良さそうなお酒だな。」と思いました。

Kost

Kostオリジナルカクテルを楽しんでいると、前菜が運ばれてきました。

シーフードが大好きな私がオーダーしたのは、Shrimp Cocktailというエビを使った一品。ハーブが香るトマトベースのスパイシーなサルサソースとぷりぷりのエビの食感がたまらない、夏にぴったりな冷製の前菜です。

Kost

そしてメイン料理に選んだのは、Steelhead Trout。オーシャン・トラウトという種類のニジマスを使った料理です。セロリのサラダとグリルしたフィンガーポテトが一緒に盛り付けられた一品で、香草をふんだんに使ったメキシコ風のグリーンソースがかかっています。

「グリーンソースはクセがあるのかな?」と思ったのですが、塩気のきいたオーシャン・トラウトやポテトととても相性が良く、ハーブの香りが後味を爽やかにしてくれます。さらに、グリーンソースやセロリのサラダのシャキシャキした食感もあり、いろいろな味わいを楽しむ事が出来ました。

 

【Convenience 】

「ラグジュアリーなパティオも良いけど、せっかくだからトロントのローカルな雰囲気を味わってみたい。」そんなあなたにオススメしたいのはもう一軒のお店、Convenience

トロントのミドルタウンの近くにあり、ストリート・カーから降りて徒歩5分ぐらいの場所にあるバーレストランです。

Convenience

オープンスペースの開放感溢れる店内には、ドット柄のようなデザインが至る所にあしらわれていて、見ているだけで楽しい気分になります。

そして気になるパティオがこちら。

Convenience

パティオからは、アーバンなトロントの日常風景を見ることができるので、日本から来る旅行者の方にも個人的にオススメ。通行人やストリートカーを眺めながらの食事も楽しいですよね。

また、私が特にこのお店で気に入っているのは、パティオの壁にも描かれていたインベーダーゲームに登場するようなキャラクター。幼い頃よく遊んでたゲームなので、どこか懐かしさを感じさせてくれます。

Convenience

開放的で魅力的なレストラン内で食事を楽しんでもよかったのですが、ここはやっぱりパティオに行くことにしました。担当してくれたスタッフの方にオススメを聞いて、早速お酒やお料理を注文しました。

Convenience

私がオーダーしたのは、Jenny Jonesinというカクテル。ジンジャービールという日本ではなかなか聞くことのないビールをベースに、スミノフやレモンジュースなどと一緒に作られたお酒です。

炭酸も効いていて、甘みがあり、後味に残るジンジャーの香りと苦味がアクセントになっていました。個人的にはとても呑みやすいカクテルで、真夏の暑い日にこそ呑みたくなるカクテルです。

Convenience

また、スタッフの方のオススメ料理は Korean Fried Cauliflower。カリフラワーのマリネに韓国風バーベキューソースが合わさった一品です。ピリッと辛いソースと酸味があるカリフラワーの相性は抜群で、添えているライムを絞って食べると、さらにさっぱりとした味わいになりました。ただ少し辛味が強いので、辛いものが苦手な方はご注意を。

Convenience

photo from Convenience

Convenienceでは、ディナーのほかにブランチも提供しています。そのブランチのメニューの中で私が日本から来る旅行者の方にオススメしたいのが、日本ではあまり見かけないであろうエッグベネディクト。また次に来る時は、パティオでブランチを楽しんでみたいと思います。

 

【トロントの夏はパティオで食事を楽しもう】

という事で、トロントの夏に楽しみたいパティオを2ヶ所ご紹介しました。どちらも違う雰囲気があり、甲乙付け難い魅力的なパティオ。皆さんはどちらに行ってみたくなりましたか?

もちろん、この2ヶ所だけではありません。今回ご紹介しきれなかったパティオがトロントにはたくさん存在します。

トロントの短い夏にお気に入りのパティオを見つけてみてはいかがでしょうか?