今年の冬はROMへ行こう!ロイヤルオンタリオ博物館のホラー系展示イベント2つ

トロントに訪れたらぜひ足を運んでみて欲しいのが、ロイヤルオンタリオ博物館(通称: ROM)。カナダ最大の博物館で、充実した常設展示の他にも、期間限定で様々なジャンルの企画展が多数行われているので、いつ行っても違った展示を楽しめます。

photo from @romtoronto via Instagram

今回は、そんな企画展の中でも、この冬に展示されているホラーをテーマにしたユニークな企画展2つをご紹介します!

1. イッツ・アライブ!クラシック・ホラー&SFアート(It’s Alive! Classic Horror and Sci-Fi Art from the Kirk Hammett Collection)

photo from Royal Ontario Museum

世界的に知られているヘヴィーメタルバンド、「メタリカ」のギタリスト、カーク・ハメット氏が手掛けたホラー展示会。

古いホラー映画や特撮が趣味のハメット氏が数十年かけて集めた膨大な数のポスターを展示します。

1930年代から1980年代までの100点以上のホラー・特撮映画のポスター・コレクションを通じて、20世紀映画におけるポスターデザインの移り変わりや大衆文化を伝えます。

展示会を開いたきっかけ

ハメット氏がホラー映画に興味を持ったのは5、6歳の頃。

今まで見ていたカトゥーンやディズニー・アニメとは全く違う感じや雰囲気のホラーというジャンルの映画に衝撃を受けたことが、ホラー映画コレクションを始めるきっかけになったそうです。

photo from Jesse Milns via Royal Ontario Museum

主な作品

150種類以上のギターを所有しているというハメット氏。カスタムギターにもホラー映画のポスターデザインをペイントしているものがたくさんあります。

photo from Royal Ontario Museum

ホラー映画のシーンを模したフィギュアも多数展示されています。

photo from Royal Ontario Museum

展示期間は2020年1月5日までとなっていますので、お早めに!


It’s Alive! Classic Horror and Sci-Fi Art from the Kirk Hammett Collection
展示期間:  2019年7月13日(土)〜2020年1月5日(日)

2. ブラッド・サッカーズ: レジェンド・オブ・リーチズ(Blood Suckers: Legend of Leeches)

photo from Royal Ontario Museum

世界にはヒルや蚊、コウモリなどの吸血動物が約3万種生息しており、その生態が長い間多くの人々を魅了してきました。

これらの動物の生態は、ドラキュラやチュパカブラなど、多くのホラー小説に出てくる「吸血鬼」というキャラクターに多大な影響を及ぼしてきたのはご存知のとおりですね。

この展示イベントではそんな吸血動物の多様性や進化、そこから生み出される伝説やポップカルチャーなどの歴史をたどります。

主な作品

ウシツツキとチュパカブラ

photo from Royal Ontario Museum

ウシツツキとはアフリカ原産の鳥で、くちばしを使って哺乳類の皮膚を開き、傷口から血液を飲みます。

そしてその奥に描かれているチュパカブラは、南米で目撃されていると言われている伝説の生き物。

スペイン語で「チュパ」は吸う、「カブラ」はヤギという意味で、「ヤギを吸う」という意味になります。

「家畜の血が吸われている」という報告が相次いでいると言われています。

吸血コウモリ

photo from Royal Ontario Museum

ドラキュラ伝説でもおなじみの吸血コウモリは夜行性で、鳥や哺乳類の血液だけを摂取して生存しています。時には人間の血を吸うことも!

超音波を発して獲物を見つけ、鋭い歯で皮膚を切って血を吸います。

ヒル

photo from Angelina King via CBC

人や動物の血を吸うことで忌み嫌われているヒルですが、血を吸うのは全体の3分の2ほどで、人間に病気を広めることはないそうです。

古代から医学療法として利用されてきており、近年再び注目を集めています。

ブラッド・サッカーズ: レジェンド・オブ・リーチズは、11月16日(土)から2020年3月22(日)まで展示されます。


Bloodsuckers: Legends to Leeches
展示期間: 
2019年11月16日(土)〜2020年3月22日(日)

その他のイベント

その他にもROMには、2010年に発見された新しい恐竜の骨を展示する「ニュー・ダイノ・ディスカバード(New Dino Discovered)」や、古来の絵画や大衆版画などを通して中国の旧正月について学ぶ「ゴッズ・イン・ホーム(Gods in Home」など、興味深いテーマの展示がたくさんされています。

photo from Royal Ontario Museum
photo from Royal Ontario Museum

この冬はぜひROMに足を運んで、日本ではなかなか見られないホラーの世界を体験してみてはいかがでしょうか。

Royal Ontario Museum
100 Queens Park, Toronto, ON M5S 2C6 [MAP]
https://www.rom.on.ca/en

(記事: Fumi)