お酒好きな方にオススメしたいトロントのユニークなバー2ヶ所

前回はパティオがあるトロントのレストランをご紹介しましたが、その他にもユニークなバーがたくさんあるのも、この街の魅力の一つ。

特にトロントの夏は夜8時頃まで日が落ちないので、明るい陽射しが入るバーでお酒を楽しむこともできます。

というわけで今回は、私が最近行ったバーの中でも、特にユニークでオススメしたい2カ所を詳しくご紹介したいと思います。

 

【The Lockhart】

まず1ヶ所目のバーは、The Lockhart。トロントのミドルタウンにあるバーで、最寄りのバス停から降りて徒歩1分圏内という、アクセスも良い場所にあります。

The Lockhart

The Lockhartの店内は、レンガ調の壁に各種お酒が飾っている棚やポップなデザインが楽しい雰囲気を醸し出しています。

「入り口に近いテーブル席の方が明るいし、外の景色も楽しめるかな?」とも思ったのですが、せっかくなのでバーカウンターに座る事にしました。

そして早速お店の方にオススメを聞いて、カクテルを注文しました。

それがこちらのButterBeer。ファンタジー小説ファンの方ならピンと来るのではないでしょうか?イギリスの作家J・K・ローリングさん原作のハリーポッターに登場する”バタービール”のようなお酒です。

こちらのButterBeerはアルコールが入っているので、お子さんは残念ながら飲めませんが、アドヴォカートというクリーム状のリキュールをベースに作られています。シナモンが香る、まろやかな味のお酒です。

ビールの上に飾られているマシュマロは、その場でバーナーで炙ってくれるため、出来たてのカリカリでトロトロな食感を楽しめます。また、トッピングしているホイップクリームを混ぜるとコクが出て、また違う風味が味わえるのもポイントの一つです。

そしてインパクトたっぷりだったのが、The Marauder。大人数用に飲むお酒で、隣に座っていたお客さんたちが頼んでいました。カクテルの最終仕上げに行われるファイヤーショーは、一見の価値ありです。

お隣さんのご好意で1杯ご馳走になりました。ラムベースに作られたカクテルで、フランベされた後なので、一口飲むと芳醇な香りが口の中に広がります。ただ、かなりアルコール度数が高めなので、お酒に強い方にオススメです。ちなみに私は、1杯目でギブアップしてしまいました。

またThe Lockhartの魅力は、お酒だけではありません。

その魅力の一つが、フレンドリーなバーテンダーさんたち。その中の1人であるティファニーさんは、実は何度か日本に行ったことがあるそうなんです。何年か前に京都を訪れた彼女は、その時たまたま入ったバーで、なんとマムシ酒とサソリ酒をブレンドしたお酒を飲んだのだとか。

どうしてそのお酒を飲もうと思ったのか聞くと、「とてもインパクトがあって面白かったの。すごくエキサイトな味で、(マムシやサソリが)毒を持っててもあまり気にならなかったわ。」と笑顔で話してくれました。お酒が飲むことが好きなティファニーさんは、いつか沖縄に行って、本場のマムシ酒を飲みに行きたいそうです。

もう一つの魅力は、The Lockhartで様々なイベントが定期的に行われている事です。私が行った火曜日は『Magic Night at The Lockhart』というマジックショーが楽しめる日。マジシャンのダンさんが、一つ一つのテーブルを回りながら、カードやコインを使ったマジックでお客さんを喜ばせていました。

 

【Drake Mini Bar】

「賑やかなバーも良いけれど、おしゃれなバーにも行ってみたい。」という方には、Drake Mini Barがオススメ。ダウンタウンの地下鉄の駅から徒歩5分ほどのところにあるバーです。

グリーンを基調にしたオシャレな店内は、ゆったりとした音楽が流れていたこともあり落ち着いた雰囲気でした。

そして早速、お店の方のオススメのお酒をオーダーしました。

それが女性の間で人気という、maharajaという鮮やかなオレンジ色が特徴のカクテル。ラムベースのお酒ですが、ラムの味はそこまで強くなく、どちらかというとジンジャービールの後味が強い感じです。

上澄みになっているのはfalernumというシロップで、ストローでかき混ぜるとブラッドオレンジのような色合いに変化します。変化するのは色だけではなく、味も少し変わって、パイナップルとシロップの甘みがより強くなり、さらに飲みやすくなります。

個人的にはそこまでアルコールを強く感じなかったので、アルコールが苦手な方でも飲みやすいかもしれません。

せっかくバーに来たので、もう一つのオススメのお酒も注文してみました。

rhyme or rieslingというカクテルで、なんとキュウリがブレンドされているお酒です。といっても、キュウリ特有のクセはなく、スッキリとした味わいでした。ウォッカと白ワインがベースになっているお酒で、メロンやレモンなどの全ての材料をミキサーにかけてブレンドしているので、トロリとした喉越しも特徴です。

また、Drake Mini Barのメニューには、昆布や麦みそなど日本でも馴染みのある食材がたくさん使われているのも日本人にとって嬉しいポイント。その中で今回は、Salmon ceviche をオーダーしました。

サーモンのマリネとイクラの上に、きゅうりとグリーンパパイヤがあしらわれた料理。ゆず・塩などで作られた、ちょっとピリ辛のポン酢のような味わいのヴィネグレットソースと、さっぱりとしたサーモンや強い歯ごたえのパパイヤときゅうりとの組み合わせがたまらない一品です。クレソンのベビーリーフの良い香りもアクセントにピッタリでした。

Drake Mini Bar

またDrake Mini Barではお酒や軽食だけではなく、ランチやディナーなども提供しています。外にはパティオもあるので、次は天気の良い日には料理とお酒を一緒に楽しみに来たいと思います。

 

【トロントのユニークなバーを楽しもう】

ということで、トロントにあるユニークな2つのバーをご紹介しました。

賑やかなThe Lockhartも、落ち着いた雰囲気があるDrake Mini Barも、日本ではあまり見かけないユニークなオリジナルカクテルを提供しているので、どちらも何度行っても楽しいお店です。

もちろんトロントには今回ご紹介できなかったバーはまだまだたくさんあります。旅行者の方は街を散策して、お気に入りのバーを探してみるのも楽しいかと思います。

トロントの長い夜に、バーでお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか?