トロント国際映画祭の人気ランキングTOP5!満足度の高い作品
トロントは冬の風物詩「氷の祭典 ICE FEST」以外にも「トロント国際映画祭」の開催地として有名となっています。トロント国際映画祭は、北米最大の映画祭のひとつであり、世界中から注目を集める映画の祭典です。今回は、トロント国際映画祭の人気作品ランキングTOP5をご紹介致します。 トロント国際映画祭とは? トロント国際映画祭(Toronto International Film Festival・略称TIFF)は、カナダ・トロントで毎年開催される国際映画祭であり、北米最大の映画祭のひとつとして知られています。1976年に創設され、現在では世界中から映画関係者や映画ファンが集まる、世界でも有数の映画祭のひとつとなっています。祭典では、世界各国の優れた映画作品が上映され、映画製作に携わる人々が集い、交流することができます。毎年、新進気鋭の監督・有名俳優・女優がトロントに集結することから、世界中のメディアの注目を集めています。また、トロント国際映画祭は映画業界だけでなく、一般の人々にも広く愛されるイベントであり、カナダの文化・芸術の一翼を担う重要なイベントのひとつといった位置づけになっています。 トロント国際映画祭の人気作品ランキングTOP5 ここからは「トロント国際映画祭の人気作品ランキングTOP5」を紹介していきます。トロント国際映画祭の中でも最高賞と言われる「観客賞」を受賞した作品の中から、特におすすめの作品をピックアップしてみました。 ランキング第1位 グリーンブック 作品の舞台は1962年のアメリカ。トニー・リップは、ニューヨークの一流ナイトクラブでイタリア系男性用心棒として勤務していた。ある日、偶然出会った天才黒人ピアニスト、ドクター・シャーリーに南部での演奏ツアーの運転手兼ボディガードとして雇われることに。2人は、南部の差別が残る土地で黒人が利用できる施設を記した旅行ガイドブックを手に旅を始め、深い友情で結ばれていく。名作映画としても知られる「グリーンブック」は、実話がモデルとなっています。もちろん、フィクション部分も混じっていますが、それでもリアリティのあるストーリーを楽しめます。トロント国際映画祭で初上映された作品で世界中の映画評論家から高い評価を獲得しています。 ランキング第2位 イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 第2次大戦下の英国が物語の舞台となる。政府はドイツ軍の暗号エニグマを解読するため、各分野の天才たちを集めはじめる。天才集団の中には数学者のアラン・チューリングの姿が。アランは独自の解析方法を実践することに。しかし、その挑戦の先には大きな波乱が待ち受けているのだった。 ランキング第3位 ルーム 天窓が1つしかない狭い部屋で、5歳の息子とともに暮らす女性。女性と息子は「ある男」によってその部屋に監禁されていた。幼い息子は外の世界が存在することすら知らない状態でした。しかし、女性は自分たちの未来のために覚悟を決め、脱走の計画を実行することに。 ランキング第4位 ベルファスト 1969年、9歳の少年は北アイルランドのベルファストで幸せな家族と共に暮らしていた。しかし、ある日、暴徒化したプロテスタント系若者がカトリック系住民への攻撃を始めてしまう。同じ街に住むプロテスタント系住民とカトリック系住民の対立が徐々に激しさを増し、徐々に街は暴力と恐怖に包まれていく。 ランキング第5位 イースタン・プロミス ロンドンの裏社会が本作の舞台。ロシアン・マフィアの敵となってしまった女性と、非情さと優しさを併せ持つ謎めいた男性の奇妙な心の交流を描く。クリスマスが迫ったある日、助産婦のアンナが働く病院に、10代の幼い妊婦が運び込まれるが、女の子を出産した直後に亡くなってしまう。少女のバッグから見つかったロシア語の日記をきっかけに、アンナは孤児となった赤ちゃんの身元を調べ始める…。